このような想いを願うあなたに向けて記事をまとめました。
実は、こういったコンプレックスを感じている方は、決して少数派ではありません。そもそも人前で話す時、誰でも緊張はするものです。
この記事では、なぜあなたは人前で話すときに、「過度に緊張してしまうのか?」この難題の解決に向けて、以下の納得の考え方と手法をご紹介します。
- 自分を知る…あなたを緊張させる原因4選とその解決策
- 自分らしく話せるようになる考え方と事前準備
私は公立学校の元校長です。子どもたち先生方をはじめ、保護者地域の方々に数多くの挨拶や講話をしてまいりました。その経験を活かし実践的な話し方のコツを紹介します。
この記事内容を実践することで、先生方はもちろん、人前の挨拶に極度の緊張で苦手にしているみなさんに「自分らしい話し方」ができるようになります。きっとお力になれるとおもいます。
人前で緊張しない方法を徹底解説!「自分を知る」緊張させる原因は?
あなたを極度の緊張に陥れる原因は、いったい何でしょうか?
人前で自分らしく話せるようにするために、最初にやることは「自分が、なぜ必要以上に緊張してしまうのか」その原因を探ることからはじめましょう。
多くの方々が「陥りやすい主な原因」から解説していきます。
人前で極度な緊張を引き起こす「原因4選」と解決策
あなたを不安と緊張に陥れているのは、次の「4つ」ではないでしょうか?ちょっと、自分自身を見つめ直してください。
- 周囲からの評価を気にし過ぎてしまう
- 過去のうまくいかなかった経験が思い浮かんでしまう
- いつも初体験しているような感覚で、いつまでたっても場慣れしない
- そもそも、自分の話に納得してなくて…自信がない
人前で緊張する原因1・2「周囲からの評価を気にし過ぎてしまう/失敗例が思い出す」
あなたは「自分をよく見せたい」というお気持ちがありますよね?この気持ちや感情は、誰しも持っていること。私もあります。特別な感情ではありません。
ところが、あなたの場合「絶対に失敗したくない」という想いが先走っているのかもしれません。
絶対失敗したくないと自分自身に「完璧」を求めていませんか?きっと、自分自身が勝手にプレッシャーをかけて追い込んでいるような感じですね。
人前で緊張して話せない人に!解決への考え方と実践的手法1
是非、人前で話す直前に「あなたの考え方をチェンジ」してほしいのです。こんな感じです。
自分で自分にプレッシャーをかけやすい人には、ぜひ試してほしい対処法です。
ちょっと、言葉に注目です。「自分はやることはやった!」と、自身に言い聞かせています。
そして、緊張している自分を認めています。
「緊張してはいけない」と自分を抑え込まず、「緊張するのは当たり前」「やっぱり今緊張している」と自分を認め、少しでも気楽に考えることがコツです。
「話が苦手な方の緊張」と「話が上手な方の緊張」は、緊張の感じ方が自ずと違うのだと思います。いい緊張とは何か?それは、話す直前に至る過程の努力だと思います。
次にご紹介するのは「やることはやった!=いい意味での諦め」についてです。
この真意は「準備は十分した」という努力の裏付けがあっての諦めです。ですから、あとは大胆にというかんじでしょうか。それでは、事前準備の話に入っていきます。
人前で緊張する原因3・4「一向に、場慣れしない・自分の話に自信がもてない」
人前で話すことは初めてではないのに、いつも初めてのように緊張してしまう。その原因は、あなたに成功イメージが持てないことにあります。
そして、あなたは話下手な最大の欠点、それは「準備不足」なのかもしれません。
私の経験上の話ですが、話しが下手な先生(自分はうまくないと公言する先生)は、事前準備をしていません。「何について話すか」その項目は用意しますが、ぶっつけ本番の話し方をします。
一方、話しのうまい先生は、事前に話す内容を吟味して取捨選択をして、読み原稿をつくるなど事前準備に時間をかけています。先生方だから話が旨いのではなく、話のうまい先生は地道な努力をしているわけです。
「やれるだけ準備はした」この言葉が自分の中にほしいのです。そうすれば、「あとはしっかりと話すだけだし…さあがんばるか!」となります。
「やるだけ準備はした、この言葉」で緊張している自分と対話してみてください。緊張の仕方に変化が起きます。
人前で緊張して話せない人に!解決への考え方と実践的手法2
あなたを話し上手にする「具体的」提案は二つです。
- 原稿を用意すること
- 成功をイメージすること
事前に時間をかけ準備をするマインド!原稿を用意する
原稿を用意して、自分の話したい内容を吟味します。さらに読み原稿を用意します。「読み原稿」を用意して話が下手の人は、私は会ったことはありません。
話が苦手と言いつつ、準備も中途半端な方が意外と多いのです。
原稿を用意して暗記するのです。事前に話す内容が頭に入っていれば、失敗する確率も減ります。当たり前の話です。さらに本番は、原稿を手元に置いておきます。
(このような準備をする方は、逆に本番は何も見ずに、結構話せるものです。私の場合は、準備は寺ますが、原稿を見て話はしません。逆に言えば、そこそこ話せても、読み原稿は必ず用意します。)
さらに、成功に近づくには、イメージトレーニングをおススメします。
家で事前に読み原稿を詠みあげます。その時、目をつむって当日の視線の多さを感じるのです。その中でお話をしている自分を思い浮かべてください。
当日人前で、極度に緊張している自分をイメージしてください。
その緊張している自分をイメージして練習するのです。そして、スピーチ本番
やっぱり、事前にいっぱいイメージ練習してけど、やっぱり緊張しているな…と、しょうがないなとあきらめて笑うのです。
しかし、これができたら同じ緊張でも、緊張の感じ方が全然違うはずです。「事前に準備する効果」は「絶対」あります。
校長の私でも、卒業式式辞場面等で話している自分を想定して準備していました。だからこそ、当日は緊張はしているものの、ノー原稿でも自分らしいスピーチができる状態でした。
その他に、スマホ等で、自分がスピーチをしている姿を動画で撮影や鏡の前で練習して客観的に見てみましょう。これは結構効果があります。
自分の撮影や鏡の前での話は、本当に嫌なものです。自分ってこんな感じなの?とがっかりすることもあります。しかし、自分を客観視できることで、当日も緊張している自分を客観視できるのです。この練習は大変効果的です。
自己分析ができるので、本番に向けてしっかりと準備ができます。ここまですると、確実に緊張の質に変化が起こります。お約束します!
苦手意識を払しょくする入念な事前準備をおススメします。この努力が劇的変化を生み出します。
人前で緊張しない方法!自分らしく話せる考え方と準備の仕方
人前で緊張しない方法は、思考転換です。その考え方とは…
人前で緊張しない方法とは?思考転換
人前でのスピーチでは、みなさんの視線を感じています。よく考えれば、人前で話すわけですから「当たり前」の話です。見られているから緊張する。実力以上によく見せたいので余計に緊張するのがあなたです。
思考転換すればこうなります。
見られるのは当たり前、だから、こんな自分ですが「見せる自分になろう」です。
こんな感じの思考転換です。
見せる自分!
見られる自分は、視線は全部評価の対象として受け身です。見せる自分は、自分はやるだけやったので、こんな話かできないけど聞いてくださいと見せているわけです。攻撃は誰からも受けない。自分のアクションだけですから。
人前で緊張しない方法!自分らしく話せる考え方と準備の仕方 まとめ
人前で話す時に緊張するのは、事前の準備不足が最大の原因。緊張しないために、万全の体制で挑みたいものですよね。事前準備と思考転換で話し方は劇的に変化します。お約束します。
実力以上を披露しようとしないほうがいいの考え方が、あなたの緊張した心を軽くしてくれるはずです。