「連絡帳」は、教師と保護者をつなぐ大切な連絡ツールです。学校の先生にあてる連絡帳の書き方はどのように書いたら良いでしょうか。お子さんが入学したばかりのお母さんは、色々な疑問や不安がありますよね。
子どもが小学校に入学すると、連絡帳を書く必要が増えてきます。
この記事では、連絡帳の書き方を例文も示しながら解説します。書き方を事例を通して理解できます。もちろん、賢い親の書き方とマナーの悪い親の書き方をまとめました。
私は公立中学校の元校長です。これまでの経験を活かして先生方や子育て中の親御さんを応援する「ワダチブログ」を運営しています。
学級担任の先生と家庭との間を1年中行き来する連絡帳。連絡帳に書くお母さんの「言葉」で、我が子がお世話になっている担任の先生との温かな交流ができたら最高です。
この記事で、担任の先生と良好な関係を築くヒントとがわかります。
4.早退させるとき
怪我の通院などで「早退」させるケースもよくあります。このような場合、「何時に迎えに行く」等の情報を「ハッキリと記載」することが求められます。
シンプルイズベストです。
5.遅刻させるとき
逆に、通院で遅刻するケースも同じです。
ポイントは、簡潔に「遅刻の理由」「見通し:何時ごろ登校できるか、給食の用意は?」「安全面等の配慮」です。
6.突発的な出来事
不幸ごと等、当日の連絡になる場合が多いでしょう。
小学校の連絡帳の書き方(例文)マナーの悪い母親
特に、印象が悪いパターンは2つです。意外かもしれませんが一つ目はコレです。
1.連絡帳を活用しない
これは、言い換えると「反応がない親」です。
例えば、放課後学級担任と「話し合い」をしたにもかかわらず、翌日の連絡帳に「何の反応」もないケースです。
担任も「いろいろ考え、最善を尽くそう」と指導に当たるなどしているわけです。親とともに確認し合いながら進んでいきたいのです。
その子を想い時間をかけ関わり指導支援し‥‥その結果、親の無反応には正直落胆します。
今までご紹介した、簡潔な一言だけで結構です。この差の積み重ねは果てしなく大きいです。
2.用件のみ書いた連絡帳
いくらシンプルイズベストでも…いつも「用件のみ」を伝えてくる親もいただけません。
普通のコミュニケーションで充分です。
担任は親御さんと一緒に進んでいきたいのです。上から目線の言動に受け取られたらいいことありませんよね。相手に失礼がないように連絡帳は簡潔に書くことが望ましいです
今までの復習ですが、冒頭の挨拶から始まり、用件や理由を簡潔にまとめ、文の最後はお礼などで締めくくりましょう。これだけです!
3.指導に不満がある場合は連絡帳を使わない
短い肯定的な言葉は、タイミングよく最大の効果を発揮しますが、
非難する言葉は、短い言葉だけにトラブルの原因になります。トラブルとは、感情面のトラブルです。これは一度こじれると関係修復が困難になります。
こうした先生に対する要望は、
連絡帳ではなく、直接お会いしてお話を重ねていくことをおススメします。この一面では連絡帳は機能しません。
小学校の連絡帳の書き方(例文)担任との関係を築く賢い母親とマナーの悪い母親 まとめ
今回の記事では「小学校の連絡帳の書き方(例文)担任との関係を築く賢い母親とマナーの悪い母親」についてまとめてみました。
例文を参考にこまめに短い文章で、関係を繋いでください。色々な不満もあろうかと思います。
しかし、「わかり合いたい」と願い関わるのか、「ダメな担任」と考えて接していくか、この差は果てしなく大きいです。
「敬の心」さえあれば、関係は深まっていくはずです。連絡帳を信頼関係を築くツールとして活用していただけたら幸いです。
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