18歳の新星近藤心音さん、ついに北京五輪へ!
北京五輪をかけて臨んだ近藤心音さんが、フリースタイルスキー・スロープスタイルW杯で自己最高の5位入賞で「出場枠1」を見事獲得し、北京五輪切符をもぎ取りました。
この記事では、近藤心音さんのプロフィールやまだなじみがないスロープスタイル競技についてまとめました。
近藤心音(こんどうここね)18歳新星が北京五輪へ!プロフィール
心音さんの技術がスゴイ!スロープスタイルがおもしろいですよ。
北京五輪18歳の新星!近藤心音さんのプロフィール
◆名前 近藤心音 こんどう ここね
「ここね」さんというかわいらしいお名前は「お母さん」が“(心音:ここね)の言葉の響き”を大変気に入ってコレだ!という直感で決めたそうです。
実はきっかけは「心音ちゃん」という商品名だった!という事実を、テレビ番組で紹介していました。その事実を初めて知った心音さんは「私の名前のきっかえは商品名なの?!驚いていました」
すかさずお母さんが「人の心の音(声)に届くように…」ナイスフォローをしてました。
やっぱり可愛らしくて、温かな響きで、みなさんがすぐ覚えてしまう素敵なお名前ですよね。
近藤心音(17)
かっこかわいい(*˘︶˘*).。.:*♡ pic.twitter.com/y9Js0qs7Fe— ぱぱ@🍑🐰🍼🍈🍺💓💞 (@ground_works_88) February 20, 2021
◆生年月日 2003年2月19日
◆所属 オリエンタルバイオ
◆出身地 長野県
◆出身校 長野白馬高校
◆家族みんなスキー一家
- 父親 近藤 信(こんどうまこと)トップフリースキーヤー
- 母親 モーグル選手でした。
- 妹 叶音(かのん)さんも姉心音さんと同じ競技に打ち込んでいます。
◆初めてのスキーは3歳
小学校5年生の時に大きな変化がうまれます。 長野県の『スワンプロジェクト』という「選手育成・応援プログラム」の選抜テストに合格したことで、本格的にスキーに打ち込み始めたそうです。
◆戦歴
- 2018年の平昌オリンピック当時中学1年生。すでに技術的には日本のトップレベルで活躍していたそうです。
- しかし「まだ13歳10か月」オリンピック出場可能年齢が「14歳」なので、わずか2カ月あまりでしたがオリンピック出場をのがします。
- イタリアでのW杯で前十字靭帯を切断という大きなけがを負ってしまいます。
- 復帰に向けて粘り強いリハビリに耐えたそうです。メンタル面はしっかりと家族が支え今の鍛えられた精神力も身につけました。
- 昨シーズン2020-2021スロープスタイル世界選手権9位。続いてスイスW杯7位、ケガからの復帰戦を見事に飾りました。若干18歳本物のアスリートです。
- 2022年、北京五輪直前のスロープスタイルW杯で 自己最高の5位入賞を果たします。
どんな競技? スロープスタイル競技を解説
後ろ向きに滑って、ジャンプ!、後ろ向きに着地!そんな技もスロープスタイルの魅力です。ご覧ください!
タイムではなくスコアで順位を競う「採点」競技です。
スキーで滑りながら、コース上に様々な課題が待っています。例えば「ジブアイテム」と呼ばれている障害物やジャンプ台があります。
距離600m~1000m前後の急斜面に6セクションの課題をクリアしていきます。
設置されたレールやボックス、エア台などでトリックを決めながらトップからボトムまで流して滑り、
全体の印象や流れのスムースさ、トリックの難易度や完成度、エアの大きさ、個性的なスタイルなどがスコアで評価されます。
それぞれの選手は自分の個性と技を出して、アクロバティックな演技を繰り出します。
後ろ向きに滑ったり、飛んだりしてコース上を自由に滑走して演技します。
当然、この競技では大会会場ごとに「異なるコース」で勝負を競い合います。事前にコースを下見して「課題を整理分析」して「攻略を練り」「頭の中に自身の理想の滑り」のイメージするわけです。この時点で勝負が始まっているのですね。
予選で2本滑り、勝ち残りで決勝に進みます。
平昌オリンピックでは各セクションごとに6名の審査員を配置していました。得点が一番高いものと一番低いものを切り、4名の平均点を出す方式【オーバーオールジャッジ】で公平な採点が行われる方式で勝負を決めます。
スロープスタイルのアイテムは大きく分けて3種類です。
・レール
レールは各選手が工夫しながら安定した滑りを見せます。どちらかといえばジャンプセッション前なので、転ばないように慎重にクリアを目指します。
・ボックス
ボックスもジブセッションに設置されているアイテムでどちらかといえば低難易度で得点がそれほど出ません。
・キッカー:「スロープスタイルの花形になるアイテム」です。一番最後のキッカーは、特に大きな技ができるように設置されています。一番注目を浴びるここで「大技」を決められるかが勝敗のカギになります。
心音さんの、最後のキッカーに注目して下さいね!
近藤心音が北京五輪へ!プロフィールとスロープスタイル競技の解説まとめ
今回の記事では、「近藤心音(こんどうここね)18歳新星が北京五輪へ!プロフィールとスロープスタイル競技の解説」でまとめてみました。
かわいらしい近藤心音さんですが…自身が打ち込む「スロープスタイル」に強い愛を感じる言葉を語っています。
オリンピックは負けられない!大好きなスロープスタイルをもっともっと有名にして、競技人口も増やしていきたいという願いをもっています。
18歳にして日本のエースです。北京オリンピックでの活躍が期待せずにはいられません。