KOKOROZASHI

不破聖衣来が1万m日本歴代2位で世界陸上参加標準記録突破!ラップを紹介

2021年12月11日(土)に開催された「関西実業団ディスタンストライアルin京都2021」(京都・たけびしスタジアム京都)で、

拓殖大学1年若干18歳の不破聖衣来選手がまたまた大活躍。

10000m 30分45秒21

の大記録で見事に「世界陸上参加標準記録31分25秒」を突破しました。

さらに「日本歴代2位」「U20世界歴代5位」を一気に達成してしまいました。

この記事では、不破聖衣来選手の大記録を打ち出したレースの様子、インタビューを振り返り、ご紹介します。

次のレース情報、富士山駅伝の情報も追記しました。

不破聖衣来「世界陸上参加標準記録」突破のレースを振り返る

まず初めに、不破選手の圧巻の走りっぷりをご覧ください。

不破聖衣来さんには、このレースが初のトラック初挑戦10000m。レースを振り返ります。

1.関西実業団ディスタンストライアルin京都2021

種目10000m 参加選手22名

  • スタート直後から「400Mを1分14秒」のペース先頭を引っ張ります。
  • 序盤は、800M 2:28(1:14)1200M 3:42(1:14)きっちり74秒ペース。
    1600Mから1分15秒を刻んでいきます
  • 中盤4800Mを14:54(1:14)、5200M 16:08(1:14)、5600M 17:23(1:15)
  • 6000M18:37(1:14)このあたりから徐々にペースを上げていきます
  • 6000M~6400M~6800Mをラップ1分13秒、7200Mを1分12秒とペースを上げて次々に周回遅れをつくっていきました。
  • 終盤は1分14秒でラップ刻み
    7600M 23:29(1:14)8000M 24:43(1:14)8400M 25:56(1:13)
    8800M 27:10(1:14)
  • ラスト1Kは、9200M 28:23(1:13)9600M 29:35(1:12)10000M
  • ラスト一周は、1分10秒で走り切り、タイム30分45秒

2.不破聖衣来選手の「1000m」ごとの通過タイム

1000m 3.04  2000m 6.11  3000m 9.17
4000m 12.24  5000m 15.31  6000m 18.36
7000m 21.38  8000m 24.42  9000m 27.46
10000m 30.45.21 ラスト1000mは2分59秒で走り切りました。

スポンサーリンク

日本陸上界「女子10000m」日本歴代ベスト5


日本歴代1位は、新谷仁美選手(積水化学)の記録「30分20秒44」です。
今回の不破聖衣来選手の大記録が「30分45秒21」です。

もう少し詳しく内容に迫ると、新谷仁美選手は、前半5キロ15分07で通過し、後半5キロ15分13秒で走り切っています。

一方、不破聖衣来選手は、前半5キロ15分32秒で通過し、後半5キロを15分13秒で走り切っています。後半5キロは、新谷仁美選手と同タイムでした。

実力者同士、今後の可能性を感じるお二人です。

  • 第3位 渋井 陽子(三井住友海上)      30.48.89
  • 第4位 福士加代子(ワコール)        30.51.81
  • 第5位 廣中璃梨佳(日本郵政グループ)    31.00.71
不破聖衣来(拓殖大学)かわいい素顔とプロフィールに戦歴!異次元の走りでパリ五輪の新星に2021年11月14日、9区間42.195㎞で「第36回東日本女子駅伝」が開催され、大注目の拓殖大学のスーパー1年生、群馬:不破聖衣来(...

拓殖大学「富士山女子駅伝」に参戦!不破聖衣来の活躍にも注目

大記録を打ち立てた後の不破さんのインタビュー!レース後は、かわいらしい18歳にもどりますね。


2021年拓殖大学の集大成は富士女子駅伝。駅伝はチーム総合力。

まだ1年生の不破さ、先輩たちと一緒に襷を繋ぐ経験が成長を加速させることでしょう。走る姿が見てみたくて年末が楽しみです。

「富士山女子駅伝」はテレビ中継も

日時 2021年12月30日 10時スタート

スタート:富士山本宮浅間大社前  フィニッシュ:富士山総合運動公園陸上競技場

TV放映フジテレビ系列で午前9時50分から生中継

拓殖大学、不破聖衣来選手の活躍が再びご覧になれるかもしれませんね。詳しい情報は富士山女子駅伝HPからご覧ください。>>富士山女子駅伝HP

不破聖衣来が1万m日本歴代2位で「世界陸上」参加標準記録突破 まとめ

今回は、「不破聖衣来が1万m日本歴代2位で世界陸上参加標準記録突破!ラップを紹介」で記事をまとめてみました。

拓殖大学1年18歳の不破聖衣来選手が日本歴代2位の大記録!毎回圧巻の走りには驚かされます。

ゴール直後、いつもの通りコースに振り返り「一礼」し、笑顔でジョグをしながら戻ってくる様子は底知れぬポテンシャルを感じる不破聖衣来選手です。

富士山女子駅伝を楽しみに待ちたいと思います。

 

富士山女子駅伝追記します!

各大学のエースが登場する5区、不破聖衣来さんが登場。12位で襷を受け取ると、前を走る選手を次々に抜き去ります。解説者をもってして「究極のランニングホーム!感動する走り」と評する不破聖衣来さんです。1分間の脈拍「35」の脅威の心肺機能で走り出しました。

最初の1㎞を「2:59」で入り、日本インカレ1万メートル優勝の大東文化大の4年エースの鈴木優香花さんとの並走は見ごたえがありました。

3キロ過ぎに鈴木選手を引き離し、次々に選手を抜き去り拓殖大学を2位に押し上げる期待通りの快走!

区間記録を更新する32分23秒の区間新記録をマークしました。レース後のインタビューです。

チームの8位入賞の目標に向けて、自分の役割は果たせたと思う。でも自分でトップに出るっていう目標もあったので、そこが達成できなかったのはすごい悔しいです。

途中すごくきつくなって、少しペースが落ちたんですが、今まで走って来てくれたメンバーやこの先で待ってるメンバーのことを思ったらここで落ちしちゃいけないと思って力が入りました

「ワダチブログ」では、中学校教育に特化したカテゴリー(子育てや先生方向け)もあります。ご覧いただけたらうれしいです。

https://wadachiblog.com/