四季折々の自然の豊かさと歴史豊かさで多くの観光客で賑わう鎌倉。明月院は、山里にひっそりと佇み女性的な優美さをもつ禅寺です。
梅雨時は「あじさい」の季節。
あじさいの名所は鎌倉にも数多くありますが、別名「あじさい寺」と呼ばれる「明月院」の紫陽花の美しさは格別で、毎年多くの観光客で賑わう大人気のあじさいの名所です。
今回の記事では、「明月院」のあじさい見頃時期、見所にアクセス、拝観時間と拝観料等の基本情報についてまとめました。
また、御朱印情報等
優しく包み込まれるような雰囲気ある明月院に、ご家族ご夫婦やお友だちと一緒に是非お出かけください。
明月院ブルー、さすがの美しさ。
ブルーの色彩も美しいですが、花のひとつひとつの造形が美しい。
さすが。
今がいちばん美しいと警備の方が仰っていました。
思い切って行ってよかった。 #明月院 #明月院ブルー #紫陽花 #鎌倉 pic.twitter.com/jRySvsV0xS— ふう (@kokoroniyume) June 17, 2020
あじさい寺明月院のあじさい2023! 基本情報
明月院の紫陽花は、明月院ブルーと呼ばれ親しまれ大人気。3:30後には花菖ショウブもまた綺麗です。
「あじさい寺」明月院の基本情報をご覧ください。
◆住所 神奈川県鎌倉市山ノ内189
◆アクセス
【電車でお越しの場合】JR横須賀線「北鎌倉」駅 徒歩約10分
北鎌倉駅から横須賀線沿いに鎌倉駅方面に向かい、川を渡った所で「左折」して河沿い上流に向かいます。 ・JR「鎌倉駅」からは約30分あります。
【お車でお越しの場合】
横浜横須賀道路利用の場合、最寄りICは「朝比奈IC」ここから約20分程度
◆駐車場はありません。
北鎌倉周辺にある民間駐車場をご利用ください
- タイムズ北鎌倉第2駐車場 鎌倉市山ノ内755 台数12台 30分330円
- タイムズ北鎌倉第4駐車場 鎌倉市山ノ内408 台数18台 30分330円
◆拝観時間 9:00~16:00
例年6月は変更有 例年8:30~17:00
6月の明月院は、1日~30日まで土日閉門です。(確認取れてません)
◆拝観料 500円
見所◆本堂後庭園 公開時は、拝観料とは別に改めて500円
新型コロナウイルス感染症防止の観点から、本堂にあがり丸い窓「悟りの窓」からの庭園を眺めることができないため、庭園が公開されているそうです。
(通常は12月の紅葉期と6月の花菖蒲の時期に特別公開されます)
本堂後庭園の公開時間9:00~15:00 3000株の見事なハナショウブがみられます。
◆見頃時期 ピークは例年「6月中旬から下旬頃」です。
あじさいの開花期は例年5月下旬ごろから7月中旬ぐらいまでと長いです。
「総門」から境内に入り「山門」に続く石段は、「明月院ブルー」と呼ばれる美しい透明感ある青一色の絶景が続きます。
まさしく多くの観光客で賑わう関東を代表する「あじさい寺」であり、その美しさに誰もが納得の名所です。
◆混雑状況 人気観光地鎌倉、さらに定番中の定番、あじさい寺は見頃時期になると激混みです。北鎌倉駅(明月院まで徒歩10分)付近まで、行列が伸びることもあり、断念する人も続出します。
混雑回避の常識的には「早朝」か「閉門」時間前です。最近は早朝ねらいの人も多くなり、混雑も激しくなっているようです。
結論、16:30前に到着で混雑回避をねらってみては、どうでしょうか。
あじさい寺 明月院ブルーの由来、御朱印等の情報
北鎌倉にある明月院。現在、境内は約2500株のあじさい”明月院ブルー”で彩られています。外出自粛をなさっている方のために、明月院さんに特別に許可をいただき、開門前の誰もいない境内で撮影をさせていただきました。映像だけですが少しでも楽しんでいただけたら幸いです。6月11日撮影。 pic.twitter.com/cKBPYHt1cP
— 鎌倉市観光協会 (@kamakura_kyokai) June 11, 2021
1.明月院ブルーは「姫あじさい」という品種で統一
明月院のあじさいは「姫あじさい」という品種だけで統一されています。
日本ではあじさいと言えば、「本あじさい」をさします。植物学の父と呼ばれれる牧野富太郎が、その本あじさいに比べて「女性的で優美」なので「姫」あじさいと名付けました。
明月院の「姫あじさい」の特徴は、咲き始めから日ごとに次第に濃さを増していきます。
6月中頃には濃く鮮やか紫陽花となり、まさしく「明月院ブルー」の絶景が広がります。
明月院のあじさいは「挿し木」で増やしていったそうです。毎年300鉢の挿し木をして新旧の入れ替えがなされています。
さし木は、1年間は鉢で、その後畑で5年ほど成長期間を経て、大切に育てられているようです。多くの方々が感動する明月院ブルーの絶景はこんな地道の作業があるのですね。
2.明月院御朱印情報
明月院の御朱印受付は、境内中央の方丈の西端に設けられています。
窓口には御朱印帳やお守りなど豊富な種類の授与品が並んでいます。紫陽花模様の「開運鈴」もあります。
ご本尊の「聖観世音菩薩」の文字が記された御朱印を頂くことができます。
鎌倉の明月院#御朱印#明月院 pic.twitter.com/tMa43RofYx
— 御朱印帳☆じゅん (@junjungosyuin) August 16, 2019
3.茶処「月笑軒」
散策に疲れたら、抹茶がいただける茶処「月笑軒」があります。抹茶と和菓子のセットが700円と手ごろなお値段でいただけます。
明月院 ⑥ 北鎌倉 2020/06/05
今年は平日のみ開門。 明月院の中にある「月笑軒」。ここも是非立ち寄りたい。。。 入口入ると水琴窟があり、綺麗な音色で鳴っている。。。 #明月院 #明月院ブルー #紫陽花 #アジサイ #ヒメアジサイ #鎌倉 #北鎌倉 #山門 #活け花 #菖蒲 #月笑軒 #兎 pic.twitter.com/dBXhsqTb2h
— komi-show (@komishow0224) June 11, 2020
4.あじさい一口メモ
あじさいの主な色、赤色、青色、紫色、白色の違い
- あじさいの色のもとになるのはアントシアニンという色素です。
アントシアニンは「通常赤色」なのですが土壌から溶け出してきたアルミニウムと反応すると、青色の変化します - アルミニウムをたくさん吸収したアジサイは青色、しなかったものは赤色、その中間が紫色になります。
- アルミニウムが溶け出す量は、水の酸性度が決めてとなります!
- 土が吸収した水が酸性だとよくとけて青色になります。
アルカリ性はとけないため、赤色になります。
酸性とアルカリ性の中間が中性、紫色になります。 - ちなみに、白色のあじさいはアントシアニンをもともと持っていないため、色が変化しないそうです。
明月院のあじさい2023!あじさいの見頃 と見所 まとめ
今回は「あじさい寺明月院2023!あじさいの見頃と見所にアクセス情報も」で、記事にまとめてみました。
明月院の「方丈」の一室には「丸窓が設けられた部屋」が設けられ有名ですよね。その背後には素晴らしい日本庭園が広がっています。
「日本ならではの四季の景色」が丸窓で円く縁どられご覧になれます。「悟りの窓」と呼ばれています。カメラを手に長い行列ができる有名なスポットです。
6月の明月院の参道は、「鎌倉一」賑わう大人気の参道です。定番中の定番、明月院ブルーのあじさいを愛でに、優しく落ち着いた佇まい明月院はおでかけになりませんか。