多くの人が思い当たる考え方
こんな時、ありますよね。心の中は
「やってはいけないこと」知っているけど…、なんとなく「自分に都合イイ言い訳」を考えていまうことありませんか?
実は、「自分一人ぐらい」の考え方のクセは、君が考える以上に「悪いクセ・習慣」となって君の成長を邪魔することにつながっています。
この記事では、
「自分一人くらい」の考え方から180度反対側の世界にある「自分だけでも」の考え方・生き方」を君に提案しています。成長のカギは、「よい考え方×努力の継続」です。
私は、元中学校の校長です。中学生のみなさんの素晴らしい成長と可能性を見届けた40年。ここを気を付けて「意識」すれば、「大きく成長するよ」というツボを紹介するワダチブログを運営しています。
中学生にわかるように書いた記事ですが、先生方の生徒指導や親御さんの子育ての参考にしていただければ幸いです。
生き方を考える授業!「なぜ、自分一人ぐらい」の考え方が「恐いわけ」?
それでは、生き方を考える授業をはじめます。はじめに、
- 「自分一人ぐらい」の考え方が恐い理由
- 自分を成長させる「思考転換」のすすめ
について解説していきます。
1.「自分一人ぐらい」の考え方が恐い理由
だれにでも「しないほうがいいことは知っているけど、このくらいなら(やってもイイ)」の考え方をする時、ありますよね。その時の心の中では、
- (みながみんな、しっかりとやっているわけではないから)「自分だけではないから」
- 法律等の罰則があったとしても「これくらいなら、許される範囲でしょ」
という思考の仕方です。
ここで私からの提案!自分一人くらいの考え方について、こんなふうに考えてみませんか?
「
周りに合わせて行動することも大切な能力です。
でも行き過ぎると、いつも回りが気になり、常に周りを気にする自分になってしまいます。
「自分一人ぐらい」の考え方が、君の「悪いクセ・習慣」となってしまわないうちに君らしい習慣を見つけませんか?
2.思考転換のすすめ
自分の輝きを、「悪い癖」で自分から消すようなことしてはいけません。そこで、こんなふうに言葉を入れ替えてみましょう。
「自分一人ぐらい」と自分を甘やかす考え方をする「私」から、
「自分一人だけでも」やる「私」になる
- 自分の周りが「やっていても」自分がやってはいけないと感じることは、
自分は、一人でもしない!
- 自分の周りが「していなくても」自分がしたほうがイイことは、
自分は、一人でもする!
「守った方がよいことなら」「自分がするべきことなら」
周りの人が守っていようが、守っていなくても…周りの状況に左右されずに、私はやるのです!
- したほうがイイことは、周りに関係なく「私は、やります」
- ダメなことと自分が思うことは、周りに関係なく「私は、しません」
こんな「私」がカッコいいと思いませんか?
自分が考える最善を判断して行動していく。こんな考え方・生き方の方が君らしいはずです。
生き方を考える授業!「なりたい自分」を意識して
生きるって「毎日の判断の連続」です。判断ってちょっと、大げさかもしれないけど…
迷ったことありませんか?
そんなときの判断材料は何でしょう?
- 自分から挨拶しても、(挨拶を)返してくれないことがあったので、自分から先には挨拶はしない
- あの先生には、自分とはあまり関係ないし…挨拶はしない
- 挨拶なんて、みんな(友だちも)こんな感じだし…私も…
こんな考え方は、自分のまわりの人の「経験」と「知識・考え方」に影響されて、自分の行動を決めていいる状態ですよね?
自分の行動を、自分らしい行動を、自分で判断し決めていきたくありませんか?
「なりたい自分」を意識して
「夢はなんですか?」「希望はなんですか?」と聞かれたことありますね。いつもなんて答えていたのでしょうか?
今日からは「夢や希望」の言葉から 「なりたい自分」と置き換えてみませんか?
なぜ、この言葉を進めるかというと
こんな将来と今を繋いで考えるのも、おすすめです。
生き方を考える授業!「自分だけでも」への思考転換 まとめ
今回は“生き方考える授業「自分一人くらい」の考え方から「自分だけでも」への思考転換のすすめ”についてまとめてみました。
この記事で伝えたいことは、
周りに合わせることが「絶対にしてはいけない」とか「悪い考え方」というわけではありません。時には必要な考え方です。
何事もバランス感覚です。
知らぬ間に、いつも「自分一人ぐらい」と考えるクセを身につけてしまうと、君の輝きを自分自身で殺してしまいますよ!という提案です。
考えてみてくださいね。
ここまで、読んでくれてありがとう!
「ワダチブログ」では、「中学生への生き方授業」や「先生方や親御さんの子育てを応援する記事」「季節のイベント」「魅力的な生き方をしている方々」を紹介しています。また、来てくださるとうれしいです。