月ヶ瀬梅林の見ごろは? 月ヶ瀬梅林は奈良県を代表する梅の名所で知られ、梅が開花し見頃をむかえたころに「月ヶ瀬梅渓梅まつり」が、例年2月下旬から1か月ほどかけて開催されます。
かわいらしい梅の花を楽しみに、毎年多くの観光客が訪れる人気のスポットです。
ここでは、「月ヶ瀬梅渓梅まつり」の開催期間やアクセス、梅の見頃時期に見所をご紹介しています。さらに梅まつりを満喫できるように「散策やウォーキングコース」と「マップ」をご紹介。
また、月ヶ瀬梅林の成り立ちを「一口メモ」でまとめてみました。
今年は、ご友人やご夫婦で、ご家族や大切な方と一緒に「月ヶ瀬梅渓梅まつり」で、早春の一番の息吹を感じてみませんか?
奈良月ヶ瀬梅林のアクセスと駐車場! 基本情報
月ヶ瀬梅渓は、月ヶ瀬尾山と周辺に広がる梅林の「総称」です。豊かな自然美とともに可憐な梅の花が映えます。
奈良月ヶ瀬梅渓梅まつり2023年!基本情報
◆住所 〒630-2303 奈良市月ヶ瀬長引21-8
◆月ヶ瀬梅林の梅見ごろ時期 例年3月上旬頃から3月下旬頃です。
見ごろ時期は、その年よって多少前後することがあります
◆開催時期 発表され次第掲示します
昨年度 令和4年2月27日(日曜日)から3月13日(日曜日)
◆アクセス
【電車の方】
・JR 関西本線「月ヶ瀬口」駅から春の観梅シーズンのみバス運行
・近鉄「上野市」駅からバスで30分(バス乗り場より月ヶ瀬桃香野行き)
・JR、近鉄「奈良駅」から奈良交通定期バスで80分(※梅期のみ)
【お車の方】
・奈良市から柳生経由で30km(約60分)
・大阪・名古屋から東・西名阪道⇒名阪国道 五月橋IC・治田IC・白樫ICから約7km(大阪から約90分、名古屋から約120分)
・京都からR24号線⇒R163号線⇒県道753号線で約68km(約100分)
◆駐車場
周辺に無料・有料駐車場有り(普通車600円~)
◆主催者 月ヶ瀬観光協会 0743-92-0300
>>月ヶ瀬観光協会HP
◆ 静岡県太鼓祭りを同時開催します
期日が「2月27日 3月6日 3月13日」の3日間、太鼓チームが参加します。
奈良月ヶ瀬梅渓梅まつり2023! 見所「ウォーキングコース」を紹介
今日は月ヶ瀬梅渓散策してきたよー!きれいだったよお、めちゃ咲いてた☺️
基本的に動き出すのが遅いので、
もう暗くなった龍王の滝まで行って写真撮ったらどう見てもホラーフリゲーのタイトル画面みたいになった。 pic.twitter.com/0SFWAzVuC9— 歳(とし) (@tubaki_ran) March 7, 2020
月ヶ瀬梅渓梅まつりにきたら是非「ウォーキングコース」を楽しんでください。のんびりと梅の花を愛でながら、散策気分で楽しく歩けますよ。
月ヶ瀬梅林は月ヶ瀬尾山とその周辺に広がる梅林の総称です。
見所は
天神梅林・帆浦梅林・鶯谷梅林・こけいし梅林・龍王梅林・雲景山梅林・梅林公園などから構成されています。
ご紹介するのは「一目八景」や「帆浦梅林」など見所を経て、一番奥の「天神梅林」までの「片道約30分」ほどのおすすめの「ミニ」ウォーキングコースです。
たくさんの梅林を繋いで、梅林公園まで歩くと2時間ほどです。それぞれの歩き方で楽しめそうです。
ミニコース全体が展望できます!ご覧ください。
月ヶ瀬梅林を満喫できるミニウォーキングコース
奈良月ヶ瀬梅林見所ポイント
- 入口の目印は「名称月ヶ瀬梅林」の石碑です。 大きな「梅干しの樽」が見えてきます。老舗の雰囲気のあるお土産屋さんがあり立ち寄っても楽しそうです。
- 「一目八景」では眺めがいい「展望台」があります。ダム湖と梅林を見下ろす絶景を楽しめます。
- 「帆浦梅林」月ヶ瀬梅林を代表する人気ある梅林で月ヶ瀬梅林のポスター等に取り上げられたりしています。
「月ヶ瀬公園」内にある「梅の里ふれあい館」もありトイレや売店、ベンチで一休みできます。 - 「天神梅林」天神神社 月ヶ瀬梅林の中で一番高い高台にあります。梅の開花は遅れますので見頃後半まで梅を楽しむことができそうです。
月ヶ瀬梅渓の絶景ポイントが「みおろし茶屋」です。「しだれ桜」ならぬ「しだれ梅」がかわいらし花を咲かせ人気です。
コースには、展望台がたくさんあるので景色を楽しめ、茶屋で休憩もできますしトイレもあり、みんなにやさしい月ヶ瀬梅林ウォーキングコースです。
奈良月ヶ瀬梅林の成り立ち~一口メモ
名勝 月ヶ瀬梅渓 ♪
満開の梅まつりでした☆#梅の花 #梅まつり #月ヶ瀬梅渓 pic.twitter.com/5iWFYUo5nz
— Kudochan (@kudochan_tweet) March 15, 2019
月ヶ瀬梅林は由緒ある名跡です。ちょっと豆知識を仕入れて訪れると楽しさも倍増します。月ヶ瀬梅林の成り立ちをご紹介します。
- 人造湖「高山ダム」の建設によってせき止められた名張川(五月川)。その湖岸から山腹になんと約1万3000本の梅の木が植えられています。
- 月ヶ瀬梅林は名張川(五月川)の浸食によってV字谷の地形が広がっているため「月ヶ瀬梅渓(つきがせばいけい)」と呼ばれています。月ヶ瀬尾山と周辺に広がる梅林の「総称」です。
- 月ヶ瀬梅林は「梅の花」の美しさと「自然美豊かな渓谷美」も楽しめます。規模も大きく、梅の木の品種も多く「個性」ある梅の木を楽しめる名所になっています。
- 月ヶ瀬梅林は、鎌倉時代中頃に植えられた「梅の木」が起源と伝えられています。古い歴史ある梅林ですので、一番の古木は、樹齢がなんと600年の「桃仙の梅」があります。
- 由緒ある梅林ですので、1922年に「史跡名勝天然記念物保存法」により、奈良公園、金沢兼六園とともに「国内初の史跡名勝第1号」に指定されました。
ちなみに、今でこそ「お花見=桜」ですが、奈良時代に中国から伝わったとされる梅の木。奈良時代「万葉集」には、桜より梅を詠んだ句が多いそうですよ。
奈良月ヶ瀬梅林のアクセスと駐車場!梅まつり2023の見所とウォーキングコース紹介 まとめ
今回の記事は「奈良月ヶ瀬梅林のアクセスと駐車場!梅まつり2023の見所とウォーキングコース紹介」についてまとめました。
月ヶ瀬梅林は、1922年国内で初めて指定された名勝。江戸時代には月ヶ瀬梅林で芭蕉も感嘆して句を詠んでいます。古くから人々を楽しませていた梅の景勝地。
現在では、年間を通して約20万人の観光客が月ヶ瀬梅渓を訪れます。
4月上旬には、約3000本の桜が彩ります。今年は、月ヶ瀬梅渓の梅の花で春の訪れを感じてみてはどうでしょうか。月ヶ瀬梅渓梅まつりに、ぜひお越しください。