何もやる気が出ない。学校でも、家でもなにかイライラする感じ。
想うようにいかなくて「誰も私の気持ちをわかってくれない」なんて考えちゃう。
心に余裕がない人に、読んでほしいなと考え、この記事を書きました。
心のスランプ脱出の鍵は、意外と簡単。「ちょこっと、心の向きを変えるだけ」です。その考え方を教えますね。
心のスランプの抜け出し方「与えるのは私から」を解説
みなさんは、家族や友だちにプレゼントしたことありますか?
自分以外の「誰か」のことを想い、「何が喜んでくれるだろう?」って考えながらプレゼントを買っている時、
きっと君は、笑顔です。
その人の「笑顔を見たい」と、君の心が「自分以外のだれか」のことを考えているからです。
それは、君の心がとても豊かで余裕があるということです。
逆に人は、心に余裕がないと自分を守ることだけで、精一杯になります。
そんなとき「自分は…」「自分は…」と、
心が「自分のことしか」考えられず、内向きになっているのです。
心が内向きって、自分を基準に考えるので、
つまり、内向きな心って、全部自分を基準にして考えている状態。
これでは、問題はどんどんこじれて解決しそうにないでしょ。だって、「なんで私にプレゼントしてくれないの!」と、勝手に怒りだしているのですから。
この頃「辛いことが多いなあ」と感じている君は、あなたの心が「自分に向きすぎて」いませんか?
周りに「ああして、欲しい」「こうして、欲しい」と考えていて、しばらく、「ありがとう」の感謝の言葉をちょっと忘れてしまっているのかもしれませんよ。
どうだろう?
ところで、「ありがとう」の反対知ってる?
それは、「当たり前」です。
家族がいてくれること、仲間がいてくれること、先生がいれくれること
毎日、学校があって勉強できること、
食べ物があって、寝るところがあって…
実はね。これって本当は「当たり前」ではなくて、「めったにないくらい」の意味で「有り難い」こと。
この「有り難し」がもとになって「ありがとう」の言葉がうまれました。
今君の心は、身のまわりの方々に「ありがとう」が少なくなって、「当たり前」が増えているのかもしれないよ。
今はまだ、このことが、君の悩みに直接つながっていない感じがするかもしれないけど、
私は、「感謝の心」の減り具合がスランプの大もとにあると思います。
心のスランプの抜け出し方!与えるのは、モノとは限らない
「与える」モノは品物ではなく、むしろ品物ではない、心だってあります。
「おもいやり」や「やさしさ」です。今日のテーマは「与えるのは 私から」です。
あなたから、
家族や友だちや身のまわりの方々に、差し出すのです。
「人のために何か、ちょこっと、自分の方からすること」
自分の心をプレゼントする感じ。
(元気のない友だちに)大丈夫?
今日、元気ないよ、どうしたの?
(いつも、忙しそうにしている、お母さんに)
さりげなく、
今日はいつもより早く帰ったので、〇〇しといたよ。
ともかく、目の前に相手のことを、相手の立場を、気持ちを、そして自分にできることを、考える。
考えている君は、一生懸命なはずです。心身がエネルギーで満たされている感じ。
人間って、役に立ちたいという「やさしい、あたっかな心」がみんなに生まれたときから、備わっていると思います。
私にもあるし、君にもある。周りの方々にもある。
ちょっと問題が生じると、人は誰でも内を向きたくなります。でもね。内を向いている限り、うまういかないんだよね。
やっぱり、心は元気な時、物事は改善していきます。だから、「心の向きを、意識的にちょこっと変えるの。自分からもっと広い世界に広げる感じです」
悩みの解決とは、離れるけど…次のお話です。
心のスランプの抜け出し方!ボランティア活動もいいね
自分の心をプレゼントする一つの方法がボランティア活動。参加したことありますか?
ここで「ボランティア」の語源を教えますね。
語源はラテン語。Voluntusです。
意味は「自由意志、自ら進んでやること」
実はもう一つの説があります。それは「火山」です。
自然の力による沸々とふきあがる火山の噴火のように、自分の心の奥深くから込み上げてくる気持ちから行動する
- それが、ボランティアという説です。
私たちの心の中には、「人に役立ちたい」「自分にできることはしたい」という奥深く眠る意識があります。君には、友だちのために、チームのために頑張った経験はありませんか?
自分のためというより、「誰かのために」「人のために」と心から願うと
いつもより頑張れる君がいたこと。経験したことない?
君にも、人のために頑張りたいという心があり、そんなとき、底知れず力が湧いてくるものです。
だから、ボランティアには約束があるのです
一つ目は、自分でやると決めること。自分の、意思です。二つ目は、相手を尊重すること、相手を想う気持ちを大切に活動すること。三つめは、利益を求めない。
悩んでいる君は、今辛くて苦しくて、止まっています。自分のことを、考えすぎているのかもしれませんね。
大切なことは、「人のために」ちょこっと何かを考えて、一歩踏み出して行動してみることです。
心のスランプの抜け出し方!与えると増える世界だってある!
品物の世界は、使うと自分からなくなりますよね。当たり前の話です。
使えば使うほど、減っていく世界が「モノの世界」
もう一つの世界は、使えば使うほど「増えて」いく世界もあるのです。
君は、もうわかりましたか?
そう「与えるのは、モノとは限りません」で紹介した。自分から君の心を相手に与えていくのです。そう、心の世界です。
心の世界は、使えば使うほど、満たさせた気持ちが増えていく世界。
与えれば、与えるほど、君の心を豊かに、元気にしてくれる世界です。
心のスランプを抜け出す考え方一つ目
内向きな心をいったん遮断して、身のまわりの喜ぶ顔を想像してみましょう。
自分が何ができるかな、力になりたいと考え始めたら、もうあなたの悩みは半減します。
だって、もともと人間には、そういう素敵な心をもって生まれてきているのです。
心のスランプの抜け出し方!脳の仕組みには「やる気は存在しない」
最近、脳科学者がテレビに登場する機会が増えましたね。進化し続けている感じです。
こんな話を聞きました。
やる気がでないなあ
「やる気」は科学的には存在しないそうですよ。やる気のない人が、「やる気がない」と使うためだけの言葉みたいな感じ???
でも、この言葉を聞くと、納得できる人も多いかな。つまり、
人間は「行動を起こすから、やる気が出てくる」
始める前は、気分が乗らなくてもいいし、そんなこと大人だってある。それでも、一歩踏み出す!
やりはじめると気分が乗ってきて、勉強がはかどったりすることなかった?
これを「やる気が出てきたから」と考えていただけのようです。
だから、やりたくない気持ち=動きたくない自分がいるわけ。
勝手に「やる気が出ないから…」と自分をごまかして「楽しているだけ」のようですよ。結構、図星だね。
やる気を出すには…なんて考えるのはムダ。さっさと始める!!これだけ。
行動があって、感情がついてくる感じをイメージしてください。
人間の感情や気分のおおもとになるのは、頭(脳みそ)だけでなく「身体」みたいです。
すると、スランプの時にこれ、応用できない?、
私のイメージは、「スランプって頭の中の状態が大混乱」っていう感じだな。
心がスランプの時って、行動って起こしていないよね。頭の中で、モヤモヤしてたり、グルグルしたりして同じところをまわっている感じしないですか?
心のスランプを抜け出す考え方二つ目
「よし、自分は走りながら悩むぞ!!」と、まず行動を起こしてごらん。
走ってもいいし、音楽聞いてもいいし、行動をまず自分で決めて「動く」。
そして、毎日の生活を、全力で無理やりでもやる。「今」しかないと考える。
昔も未来もなくて、とにかく「今を集中」して頑張る、楽しむ。そんな感じをやってみてください。
脳科学者も言うことだから、きっと大丈夫。そう言い聞かせてチャレンジです。
心のスランプの抜け出し方!最後にエール
大きく二つから、スランプ脱出法を提案しました。
一つ目は悩んでいる時って「自分が…自分が…内向きになりすぎている状況」って理解する。
だから、自分の身の回りの方々の「喜ぶ顔を想像」する。そして、自分にできることを始めてみる。
人間には、役立ちたいと喜ばせたいという「心」が生まれたときから備わっているのです。
その元気のエネルギーを呼び起こしてみる。以前の「同じ悩み」が、違った見え方、考え方に変化しているかもしれませんよ。
二つ目が、行動を起こす。身体が感情をコントロールしている。だから、まず今に集中して動き出すことだけに集中してみる。
悩みやスランプは、本当に大変。辛いよね。でもね。60歳を超えた私のことですが
長い長い人生で考えると「辛い経験も苦しい経験」もみんな自分のためになったよ。これは本当です。
仕事をしていて苦しい時もあるでしょ。でも、その時に自分を支えているのは「自分」のわけ。苦しかったけど何とか乗り越えてきたから。
だから、
大きなスランプ、大きな苦しみや悩んでいる時、「ただいま、私、成長中です」
と、考えてほしいな。
よき考え方は、大事ですよ。考え方一つで、心の向きがちょこっと変えるだけで、視界が開けます。
Fight!!応援してますよ。
今日も読んでくれてありがとうね。また、会いましょう。