中学生にしてみたら、大人が都合いいように「もう、大人… まだ、子ども…」と使い分けているように感じることでしょう。
この記事は、中学生に語り掛けるようにまとめてあります。中学生に自身の可能性を広げる大人の考え方をご紹介しています。先生方や親御さんにも参考になると思います。
私は公立中学校の元校長です。今までの経験を中学生をはじめ、先生方や子育て中の親御さんを応援する「ワダチブログ」を運営しています。
中学生のみなさんは、全校朝会で校長先生からのお話だと思ってください。この記事を読むと、中学生の夢の実現にむけて役立つ知恵を身につけられます。
中学生には大人扱いがイイ!子ども扱いはNG!生き方授業
ところで、君は、自分をもう大人だと思いますか?
それとも、まだ子どもだと思いますか?
大人とは言い切れないけど…
「まだ、子どもでしょ…」と、言われるとムカってくる?
ランドセルを背負っていた頃より、はるかに成長している実感は きっとあるよね。
社会的に見ても、まだ中学生は大人じゃない。これは事実。
でも、
「もう、私子どもでもない!」って宣言してみたら
成長の真っただ中に、君はいます。一生の中で最も大切な時代です。この中学生時代に、
人生に役立つ「大人の考え方」を学び、身につけちゃお。
よき考え方を身につければ、あなたの可能性は大きく広がります、そして輝きます。
受験科目と言われる「国語・数学・社会・理科・英語の授業」だけが勉強じゃない!
立派な大人になるため勉強のポイントは「よき考え方を身につけること」です。
1回目の生き方授業のテーマは「カッコいい大人になるには、言葉を自分流に置き換えると知恵になる」です。
「成長」の言葉を使って、分かりやすくお話しますね。さっそく始めます。
誰もが知っているやさしい言葉、成長。やさしすぎて、考えたこともないでしょう。辞書には「人や動物が育って大きくなること、大人になること」と書いてあります。
この言葉を 君の「生き方」の知恵になるように、私が置き換えて表現します。
中学生には大人扱いがイイ!生き方授業「成長とは?」
自分らしく、成長の言葉を言い換えてみるのです。そして、君らしく理解するのです。
「成長とは、自分らしく、よりよく変わる」
ことをイメージしやすいように、10個の例をあげますよ。
1 50M走の記録があがった。シュートがうまくなった。体力がついた。
2 ムカついても、以前より我慢できるようになって口喧嘩が減った。
3 あいさつがきちんとできるようになってきたと思う。
4 もう遅刻は、全然しなくなったし、 乱暴な言葉も使わなくなった。
5 部活は辛かった時期もあったけど休むことなく続け、今は燃えている。
6 〇〇の授業、積極的に手を挙げて頑張っている。
7 委員会や係活動は、責任をもってやっている。上級生はすごいと思う。
8 自主勉強ができるようになり、家庭学習時間が伸びた。
9 家庭でのSNSの時間を減らし、お母さんとの約束を守っている。
10 親はうるさいけど、親のおかげで安心して生活ができていることに、最近、気が付いた。手伝いでも始めようと思う。
こんなふうに、
成長の言葉を
成長を「自分らしくよりよく変わること」
と意識すれば、「何を頑張ればいいのか」目指す目標がはっきりとイメージできますよね。
中学生には大人扱いがイイ!もう子どもじゃない!成長を「なりたい自分」に置き換える
成長という言葉をと言葉に置き換えて考えてみよう。
そして、自分の決めた目標に向かって努力すること、できるようになること「私がよりよく変わること」が成長です。
それは、「どうせ、私なんかには ムリ!!」この言葉です。
だって、この言葉を使うと、君は何も努力しなくてすむのですよ。
自分で自分を成長させる、コツコツ積み上げていく努力を、もうしなくていいと自分で決めてしまっています。スタートする前に、あきらめています。自分の夢を、自分で消してしまう 恐ろしい言葉です。
そう思いませんか?
「どうせ、私にはできっこない。」この言葉、この考え方は、やめなさい。
君に、ふさわしくない言葉です。
この「どーせむり」はやめよう!!の考え方は、
植松努さんという「夢をあきらめなかった人」の言葉です。
中学生には大人扱いがイイ!子ども扱いはNG!生き方授業で大人の考え方を解説 まとめ
今回は「中学生には大人扱いがイイ!子ども扱いはNG!生き方授業で大人の考え方を解説」について記事を書いてみました。
それに向けて
言葉を大切にしてください。中学生の君にとって、言葉は身近な友になれるのです。君を支える心強い味方になります。
そのためには、自分らしく言葉を「置き換えて考えてみる」と、生きる知恵になります。
今日の生き方授業は「成長」とは「自分らしく」「よりよく変わる」ことについて学びました。
成長の考え方を意識することを、中学生時代に身につけさえすれば、君の可能性の芽は大きく育っていくことでしょう。
今日はここまで。読んでくれてありがとうございました。
「ワダチブログ」には先生方と親御さんの思春期子育てを応援する記事がたくさんあります。どうかお立ち寄りください。
「こんなふうに、なりたいなあ」ってあるでしょ。例えば、先輩のように「できる」ようになりたいとか、「もっと自分はこうなりたいんだ!」という夢とか、目標。
「成長」って、「なりたい自分に変わっていくこと」だよ。
成長の言葉をそうやって置き換えて考えてみる。
この考え方を意識して生活していけたら、もう大人。きっとできるよ。がんばってごらん。
成長という簡単な言葉を、成りたい自分に向かって努力していこうという 意識に変えることで、君の生きる知恵となるのです。
〇身長が伸び、体が大きくなることも、立派な成長です。
〇今までは気にもしないことが、気づけるようになった。これって、素敵な成長です。
〇仲間に、思いやりのある優しい言葉をかけることができるようになった。 これも胸を張れるすごい成長です。
大人にむかって、自分らしくよりよく変わっていく、それが成長です。
中学生はもう子どもじゃない!言葉を大切にして生活しよう
言葉の大切さが、わかってくれたかな。ここでは、「一番悪い、言葉」を教えますね。
「一番悪い」とは、この言葉を使っていたら、「君のキラキラした瞳から、輝きが奪われてしまいます。君の人生が、尻つぼみになってしまいます。」という恐ろしい言葉という意味です。
なんだか、わかりますか?
それは、「どうせ、私なんかには ムリ!!」この言葉です。
だって、この言葉を使うと、君は何も努力しなくてすむのですよ。
自分で自分を成長させる、コツコツ積み上げていく努力を、もうしなくていいと自分で決めてしまっています。スタートする前に、あきらめています。自分の夢を、自分で消してしまう 恐ろしい言葉です。
そう思いませんか?
「どうせ、私にはできっこない。」この言葉、この考え方は、やめなさい。
君に、ふさわしくない言葉です。
この「どーせむり」はやめよう!!の考え方は、
植松努さんという「夢をあきらめなかった人」の言葉です。
中学生には大人扱いがイイ!子ども扱いはNG!生き方授業で大人の考え方を解説 まとめ
今回は「中学生には大人扱いがイイ!子ども扱いはNG!生き方授業で大人の考え方を解説」について記事を書いてみました。
それに向けて
言葉を大切にしてください。中学生の君にとって、言葉は身近な友になれるのです。君を支える心強い味方になります。
そのためには、自分らしく言葉を「置き換えて考えてみる」と、生きる知恵になります。
今日の生き方授業は「成長」とは「自分らしく」「よりよく変わる」ことについて学びました。
成長の考え方を意識することを、中学生時代に身につけさえすれば、君の可能性の芽は大きく育っていくことでしょう。
今日はここまで。読んでくれてありがとうございました。
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