中学生の生き方授業

勉強やる気しないの原因を解決!中学生のやる気スイッチの入れ方

この記事を読み始めている人は、間違いなく「やる気」を持っている人です。「やる気」のない人は、このタイトルに絶対にスルーすると思いませんか?

つまり、君の心は「やる気」がいっぱいあるのに、なかなかスタートがきれなかったり、努力が続かなかったりするわけです。

この記事で、君の「やる気」をよみがえらせる「やる気スイッチの入れ方」がわかります。正しい方法を手に入れて、君の「やる気スイッチ」がきっと入ります。

校長先生が、全校朝会でお話するでしょ。たった5分間だけ、読み進めてみてください。「なるほど~の役立つ気づき」がある記事です。

勉強やる気しないの原因を「自分調べ」で理解する

やる気の出ない人のサイクルを見てみましょう。やる気スイッチが入らない人のサイクルは、こうなっています

やる気が出ない → やらない、続かない、そもそもスタートできない →

(努力しないわけだから)わからない・できないまま・だから、成果もなし → 

つまらない →結果がでない・悪い結果 → どうせやってもできない・自信がもてない →

「もう、いいや~」…始める前にあきらめている・最初の一歩が一人で踏み出せない人 →目標・夢がない・なりたい自分がない 

→だから、ずっとやる気が出ない

「やる気」が出ないのは、君がこのサイクルの中でグルグルとまわっている状態だからです。サイクルって、ある状態から出発して、いろいろな変化を経た後、再び最初の状態に戻ることを繰り返すこと。ぐるぐると、悪い流れの輪っかから抜け出せない感じです。

一方、やる気スイッチが入った人のサイクルです

やる気が出てくる → やってみる(実行)→ わかる・できるようになる → おもしろい・やりがいがでてくる → 良い結果がでる → 

喜び、自信がもてるようになる → 「また、やってみたい~」チャレンジすることへのハードルがどんどん低くなっていく→ 目標が高くなる・なりたい自分がみえてくる 

→ますます、やる気が出てくる

こんな、「やる気」が続くサイクルもあります。これなら、いつまでも走り続けられそうです。「やる気の出ないサイクル」がわかりましたか?

それでは、「やる気」の出てくる輪っかに飛び移りましょう。

ジャンプして飛び移るわけだから、ちょっとエネルギーでしてくださいね。さあ、やる気スイッチの入れ方です。

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勉強やる気しないを解決!やる気スイッチの入れ方はルーティーン化

例えば、せっかく「今日から勉強頑張ろう」と思っても、いざ机の前で

勉強…何から始めようかな?
という経験ありませんか?

これがはじまると、「何しようかな~」と考えているだけで、時間がどんどんと過ぎてしまいますよね。そのうちに、やる気もしぼんでしまった経験はありませんか?

やる気スイッチの入れ方1 

机の前に坐ったら すぐに始められる「学習内容」を自分で決めておく。

■例を紹介します。

1 すぐに答えが出る一問一答形式の問題案から始める、クイズ感覚で気楽にはじめられる勉強

2 漢字、スペリング等記憶したい単調な勉強

3 やりなれたワーク等で、すでに大体覚えたことの確認する勉強、得意な勉強

ポイントは、スポーツと同じです。勉強も準備運動から始めよう。最初のハードルは低めがいいですよね。楽々と飛び越えられるものです。

例えば「1ページ声を出して読む」ルーティン。読み進めているうちに心理的に負担が軽くなって、徐々にエンジンがかかりはじめる感じです。

やる気スイッチの入れ方のツボは、「最初の行動」にポイントがあります。

最初の5分ぐらいでこのモードに入りこめば、30分、1時間と集中力が意外と発揮しやすいものです。何も行動にうつさないまま、「1時間勉強する」を頭の中で決めても、苦手の人には1時間と考えただけで嫌になる、ハードルが高いのです。

机に坐ったら「自分で決めたこと」を「すぐ始める」このルーティン化を君が決めてください。最初の5分の壁を超えると自然と波に乗れます。

やる気スイッチの入れ方2  

勉強モードを継続しやすいように、自分で環境を整える。 

■例を紹介します。

1 ゲームや漫画がすぐ手の届くとことろに置いておかないこと。

2 スマホも同じです。手の届くところに置いておかないこと。

自分のことは自分が一番よくわかっているでしょ。自分が「誘惑に弱い」モノは、そばに置かないようにしましょう。

机の上は、いつもきれいにしておくことです。この2つで最初の壁は乗り越えられるはずです。次は、集中する時間を長くさせる策です。

やる気スイッチの入れ方3  

今日勉強する内容を始めに決めて、勉強をスタートさせる。具体的には「書き出す」。いつものアクションが大事

(1)●●を読む 

(2)〇〇までワークを進める

(3)△△までやる 

ポイントは、書き出しな内容を勉強が終わったら線で消していく線で消していくのって意外と楽しいですよ。どんどん、消したくなる。

だから「やるべきリスト」は、細かく分けて小さな壁にわけておくといいです。いっぱい線で消していけますよ。「今日は、もうここまでいったぞ!」と、モチベーションが高くなります。

やる気スイッチの入れ方4

もし、スマートフォンの誘惑に勝てる君なら、スマホのタイマーを使いましょう。

「限られた時間内にどこまでできるか!」こんな刺激が、勉強をゲームに挑戦しているような感覚にさせてくれます。

限られた時間を集中することを意識してやると継続できます。

やる気スイッチの入れ方5

休憩時間もルーティン化する。 

「〇〇まで終わらせたら、休憩する。休憩は●●する。」これもルーティン化です。

だらだらやらない。勉強している時間より勉強するときの集中力を高めることを意識しましょう。この考え方ができると成果もあがります。

いつまでに、何を終わらせるか。終わったら休憩、この「限られた時間のけじめ」が集中力の維持にはかかせません。自分の好きな曲を一曲聴いてリラックス。そしてまた、自分でスイッチを入れるわけです。

「勉強 やる気しない」自分から、時間をコントロールできる自分へ

「やる気が出ない」と言っても原因は様々です。

心が疲れている、体が疲れている、やることが多すぎて迷う、集中が続かない、いつも心の中では「なんで勉強しなくちゃいけないんだ」と考えている。

そもそも「やる気」とは脳科学者の茂木健一郎さんは「何かに取り組んだり、行動したりするのにやる気は必要ない」と断言しています。やる気という言葉は「やる気」のない人間によって創り出されたという考え方もあります。

つまり、何かをやる前から「やる気を出すこと」は、不可能なのです。そもそも、やる気スイッチがあるわけではなく

 ともかく「動き出す」これだけ手を動かす、声を出す。書き出す。始めること。「行動することでしか、やる気は引き出せない」と覚えておきましょう

行動する中で、君のやる気が育ってくる感じです。だから、自分なりのルーティンを決めることで、「やる気」問題は解決できます。

もう一つ大事なことは、

自分の決めたことを自分で守って実行にうつす力です。

自分の時間を自分でコントロールする意志の力です。勉強は大切ですが、それ以上に中学生の君が身につけてほしい力なのです。

 

ここまで、記事で一番多く出てきた言葉がわかりますか?

〇やる気が出ない自分のサイクルを知ろう

〇勉強を始める前に学習内容を自分で決めておく 

〇勉強モードを継続しやすいように、自分で環境を整える 

〇いつものアクションで、自分をやる気にさせる 

〇自分で自分の時間をコントロールすること

 

もうわかりましたね。そう「自分」です。

なぜなら、自分の人生の主人公は、自分だからです。お父さんお母さんの人生ではありません。人のせいにしている場合ではありません。自分の行動に自分が責任をもつのです。これを自立といいます。

中学生の君は、もう自立に向けて一歩一歩踏み出す時です。君はもう大人への道を歩み始めているのです。

今回のテーマは「勉強のやる気が出ない原因を解決する」です。

カギは、ルーティーン化。それを「自分で決める」ことなのです。 理解できましたか?

たくさん具体的な「スイッチの入れ方」を紹介しました。ポイントは、その中から自分に合うルーティンを見つけ出すこと、第一歩の行動力です。自分で決めて自分でそれを守り、行動にうつす!君ならできる。

今日もここまで、お読みいただきありがとうございました。応援しています。

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