中学生の生き方授業

中学生の夢を叶える生き方授業!「成長する人=素直な人」の理由に納得

人生の土台を築く中学生時代。いろいろな苦しみや悩みが多いのも中学生時代。

夢なんでないよ

という人もきっといるよね。上手くいかない時もあるけど、あきらめちゃいけない。

君の未来に大切なこと!一番大切なことは、中学生時代に身につける「考え方」です。よき考え方を身につけた中学生の才能はグングン伸びます!

逆に、悪い考え方を見抜付けた中学生は、絶対に成長できません。

今日は、君の夢を叶える生き方の勉強です。

君の成長のカギを握るは「素直な人」です。この記事を読むと「素直な人って、とてもスケールの大きな人を表現する言葉」だと納得できますよ。

約束します。私はたくさんの生徒に出会いともに生活をしてきた元校長です。5分間ほどのお話に人生の知恵がつまっています。知恵にできるかは、あなた次第です。

「素直な人」の考え方をお手本にすれば、君の可能性は大きく広がります

中学生の夢を叶える生き方授業!将棋の世界から知恵を身につける

プロの将棋を指す人を「棋士(きし)」と言います。

谷川浩二(たにがわこうじ)さんは、有名な棋士で何回もタイトルを取った、とても強い棋士でした。

谷川さんの言葉がとてもシンプルで、カッコイイですよ。

「負けました」と言って頭を下げるのが 正しい投了の仕方です。

辛い瞬間です。

でも、「負けました」と、ハッキリ言える人は プロでも強くなります。

これを、いいかげんにしている人は 上にはいけません。

投了というのは、将棋の世界の言葉で、不利の方が負けを認めて「最後まで打たずに」試合の終盤で(途中で)自ら勝負を終えることをいいます。

将棋って「王」をとるゲームでしょ。普通なら「王」を取られて試合終了だけど、その最後までやらずに、何手か先を読むわけです。

そして、自分が負けたと確信した時、「自ら投了をして」負けを自分で認めるルールになっています。

今日のテーマは、素直。谷川浩二さんは、素直な人だったから長年将棋の世界でチャンピオンにいられたのだと、私は考えています。

それでは、素直な人ってどんな人のことか、お話します。

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中学生の夢を叶える生き方授業!成長する人=素直な人ってどんな人?

今までのみなさんが理解している「素直」は、「ハイ!と返事して、先生や親の言うことをしっかりと聞くことができる人」というイメージかもしれないね。間違っていない。

素直は辞書では「ひがんだ所がなく、人に逆らわないこと。心が純真さを失っていないこと」とあります。

でも、中学生の生き方の勉強では、ちょっと違う表現をします。

素直とは

「自分の、いたらない面とちゃんと、向き合えることのできる人」とします。

「自分のいたらない面」とは、■カッコ悪い自分のこと。■欠点のある弱い自分のこと。君は、そんな自分の一面を、真正面から「素直に」向き合えますか?

カッコいい自分ではなくで、カッコ悪い自分をしっかりと見つめるって。結構しんどいですよ。

どうしても、しんどいから人は「ごまかしたり」「(うまくいかなかった原因)を人のせい」にしちゃうものです。大人だってそういう人はいます。

すべてを自分の責任で受け止めて「自分ごと」として考える。素直じゃなくて弱い自分だと「他人ごと」で考えちゃう。「自分は悪くない。〇〇のせいだ」って。

素直を自分のいたらない面とちゃんと、向き合えることのできる力と置き換えます

すると、谷川さんの言葉が、とても意味ある言葉に聞こえてきませんか?将棋って、数日、何時間もかけて戦うわけ。精神を集中して全力で戦う頭脳戦。

そして、「負けを認めざるをない終盤」…辛い…しかし、自分は負けた。…そこで対戦相手に、ハッキリ「負けました」と言うこと。

谷川さんは、そう決めたのです。自分がまだ弱い一面があったから負けた。そこをハッキリさせて、すぐに次に「努力する方向を見定め」再スタートをきったのだと思います。

だから「これを いいかげんな人は上には行けません」と断言できたのでしょう。この素直さが、谷川さんを将棋の世界で輝かせた強さなのでしょう。

中学生の夢を叶える生き方授業!よき考え方を身につける「素直な人の特徴」

特徴を4つにまとめました。

1.自分のいたらない面と、ちゃんと向き合える人

言い換えると、間違いをすぐに認めることができる力です。ウソやごまかしの反対の世界にいる人。不誠実な態度がないので、信頼できる人柄ということ。

2.人の話をしっかりと聞くことができる人

まず相手の話を受け入れる器があるということ。「そんなわけない!」「そんなの無理でしょ!」と、否定からはいるのではなく、肯定から入れる人柄。

3.誰にでも平等に接することができて偏見がない人

素直に話が聞けたり、気持ちを伝えたりできるわけ。それは目の前の相手を分け隔てなく接することができるから。感謝の気持ちを、自然に言葉で「素直に」伝えられる人柄。

4.何事も疑わず、ありのままを受け入れる人

ここまで特徴をあげてくると、誰でもこんな人と友だちになりたいでしょ。だから、誰とでも自然とお付き合いができるので、コミュニケーション能力は高い人柄。

もしかして「素直になれない私」がいたら、どこか自分に自信がないことが原因かもしれませんね。

例えば、素直に伝えても受け入れてもらえなかった経験が、邪魔していたり…

過去の嫌な経験が、無意識に防衛反応が働き、素直な対応ができないということもあるかもしれませんね。

素直に認めることで「自分の価値を自分で下げた」と勘違いしていると、素直な行動はできませんね。

素直な人の考え方を、ここまで紹介してきました。でも、何事もバランス感覚です。素直すぎるということもあるから。

ここでは、正しいことを提案しているというより、

「こんな考え方もあるよ。」と、ご紹介することで、

君のバランス感覚を調整してもらうことがねらいなのですよ

中学生の夢を叶える生き方授業!素直な人は「負けました」を「ごめんなさい」が言えるでっかい人

中学校の日常生活になかには、うまくいかないこともあるよね。

そんな時

「ごめんなさい」と言って、自分の気持ちを伝えるために、しっかりと頭を下げるのが正しい謝り方です。辛い瞬間です。

君は、どうだろう?

「ごめんなさい」と、ハッキリ言える人は、きっと成長します。

だって、自分の過ちを「素直に」認めることができる「強さ」がある人だから。

同じ過ちは、二度としないでしょう。カッコ悪い自分、いたらない自分を認めて、次に進む努力を始めた人は、強いです。

謝り方をいい加減にする人は、どこか弱い自分をかばってしまう。

ウソをつく、ごまかす、人のせいにするだから、変わらないわけ

辛い経験が生きない。経験を生かせないわけ。それでは、いつまでも変われないよね。

君の成長のカギを握るは、「素直な人」です。君は、この意味が理解できましたか?

「素直」という小学校から聞きなれたやさしい言葉が、とてもスケールの大きな人を表現する言葉だと理解できましたか。

素直の「考え方」を、自分の武器にしてください。そうすれば、君も間違いなく成長します。

中学生の夢を叶える生き方授業!「考え方」と「言葉」を大事にしよう

ここまで、君に「素直」について、新しい考え方をご紹介しました。

中学生時代には、「考え方」と「言葉」を勉強して、親友のように身近にいると勇気が湧いてきます。

私は、大好きな言葉をたくさん持っています。大人だって、日々悩んだり、落ち込んだりします。

中学生の君が、いろいろな不安や悩みと戦っていることは、自然なことです。君にとっては、つらく大変だけど、とてもいい人生勉強を今しているわけです。

「どうしたらいいのだろうか?」「どっちが、正しいのだろうか?」

こんな時、味方になってくれるのが「考え方」と「言葉」です。友だちのように君をサポートしてくれるはずです。

でもね、コツがあります。それは、

「この言葉がイイよ。」と、親や友だちに薦めれても、それが君の友だちになれるとは限らない。

そんな単純な話ではなくて、自分の心にしっくりくる言葉じゃないと意味がないのです。

君を勇気づけてくれる言葉との出会いを応援してます。求めめる人によき出会いが必ずあります。

下記に、素敵な言葉と「私が」想う一例を紹介しておきますね。

☆性格は変えられない。でも心は変えられる。

☆成功には偶然があり、失敗には訳がある。

☆逃げたくなったら、全力で前に逃げろ。

☆倒れないこともすごいけど、倒れても倒れても、起き上がるほうがスゴイ。

中学生の夢を叶える生き方授業!「成長する人=素直な人」のまとめ

今回は【中学生の夢を叶える生き方授業!「成長する人=素直な人」の理由に納得】でまとめました。

中学生の君に一言!

過去と他人は変えられないけど、未来と自分は変えられます。

元気を出してね、応援してます!

今日も、ここまで読んでくれてありがとう。また、ワダチブログ「中学生の生き方授業」に遊びに来てくださいね。